子作り生徒会の表紙ラフト「カポーティ」下着とか水着の絵まとめ : 尾山泰永の漫画生活@livedoor

マガジンサイベリア連載中の「子作り生徒会～好きな女子に出し放題！～」の表紙ラフです(^^)
今回も新キャラが登場しますよ〜！

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若くしてなくなってしまったフィリップ・シーモア・ホフマン主演の「カポーティ」
「ティファニーで朝食を」で有名なトルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでの物語で素晴らしい作品でした！

作家トルーマン・カポーティはカンザスで4人を惨殺し、死刑判決を受けたペリー・スミスに興味を持ち取材を始める。
取材を続けるうちに自分と同じ孤独な境遇のペリーの心の闇に近づくカポーティは次第に親密な関係になっていく。
カポーティは彼の行った行為を６年間の取材を経て初のドキュメンタリー小説を書き上げ高い評価を受ける。
しかしペリーの死刑を止める事ができずにカポーティの心は次第に病んでいき…。

ドキュメントタッチなので物語は淡々と進んでいくのですが、カポーティの芝居が素晴らしく退屈しませんでした！
カポーティっていう方はゲイを公言しておられ、話し方も少しクセがある人物であることはすぐにわかります。
どの場面でもカポーティはウィットに富んだ会話で周囲の人々を惹きつけ、いつも人々に囲まれています。

「ティファニーで朝食を」の原作者であるカポーティは有名人で知らない人はいません。
どこに行っても人気者のカポーティはいつも光り輝いてみえます。

そんな彼が次の題材に選んだのは、なんと４人も惨殺し死刑宣告を受けた殺人犯のペリーでした。
なぜ殺人犯に興味を惹かれ、事件の背景と殺人犯の心理に迫ろうとしたのか取材を進めるうちにわかってきます。

不遇な人生を送ったペリーと同様、カポーティもとても不遇で孤独な幼少時代を過ごしていたからです。
取材をするうちにカポーティとペリーは互いに共感し心を通わせていくのです。

ところがカポーティはペリーには内緒で「冷血」というタイトルの小説の執筆を進めていました。
仲良くするフリをして、他人の人生を暴露して儲けようとするなんて酷いなって思っちゃいますよね(^^;)

しかし単なる金儲けの為じゃないって事は物語が進むうちにわかってきます。
カポーティは作品を書き上げ名声を高めたものの、その後まったく作品が書けなくなってしまうのです。

犯人の心に近づきすぎて、死刑を止められなかった事に大きく傷ついてしまうんですよね。
とても複雑な感情の持ち主であるカポーティをフィリップ・シーモア・ホフマンさんが熱演しておられます。
外見のせいかいつも年配の役をやってらっしゃってましたが、かなりお若い方なんですよね。
本当に素晴らしい役者さんが居なくなって本当に寂しい…。

エンタメ系の作品でもなく、最後の後味も良いとは言えないのですが、心に残る素晴らしい作品です！
他人に本当の自分を知ってもらえない事の辛さを描いたこの作品は見ておく価値がある作品だと思います！

今日は水着とかギャル絵まともです〜！