過去絵まとめ「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」 : 尾山泰永の漫画生活@livedoor

今日は過去絵とかまとめておきますね(^^;)

アメリカとは違う世界中の仕組みを取材にいくドキュメント「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」
しばらく映画紹介さぼってましたが、今日からリハビリがてら書いていきます(^^;)

この作品はマイケル・ムーア監督が世界中を侵略しに行くという体でいろんな仕組みを学ぶ企画です。

教育のお金が削られて学力が落ちていく一方のアメリカに比べてフィンランドの学力は１位までアップ。
改革された教育方針のひとつはなんと宿題を子供達にさせないっていう事でした。
これは子供達に自由時間を作って、自分の好きな事をしてもらう日本のゆとり教育みたいなカンジ。

ただ日本と違うな〜って思ったのは、教育の目的が学力を上げる事ではない所なんですよね。
いろいろ挑戦する事で自分に合った仕事を見つけ、人生を豊かにするのが目的になってます。

日本の場合は授業は減らすけれども、結局学校は子供達を試験で比較して同一ルールで競争させます。
だから結局学校で落ちこぼれた子は劣等感も感じるし、楽しくはならないですよね(^^;)
数学の先生が学校で勉強を教えるのは人生を楽しくするのが目的で競争させる事じゃないと言ってます。
私もマイケル・ムーア監督みたいにホンマかいなって思いましたが、本当だったらいい事ですよね。

フランスの給食制度は、なんと子供達が好きなチーズとかデザートを選べるようになってます。
しかも見た目も美味しそうで栄養もありそうなんですが、アメリカのは…残飯チック…。
フランスの子供達がアメリカの食事を見て、ショックを受けてましたが、私もビックリ(^^;)

あと面白かったのは犯罪者を広いエリアで自由にさせているフィンランドの刑務所。
エリア内では割と自由に動けて、好きな事ができるのですが、エリア外には出れません。
家族に会えないとかで寂しい気持ちになってくれれば、それが罰になるからだとか。

しかもほとんどの犯罪者が薬物絡みだったので、ドラッグの犯罪者を捕まえないようにしています。
これでかなりのコストカットできたっていうけど…薬物で暴れる人とかいないんでしょうかね！？
再犯率もアメリカは80％に対してフィンランドは20%とかっていうけど…捕まえないからじゃない？

マイケル・ムーア監督が不思議がるのに対して、多くの国の方が元はアメリカのルールだと言います。
それらのルールはほとんどがアメリカが規制緩和等で取りやめたルールっていうオチなんですよね。

ちょっとこの辺りは編集マジックなカンジがしなくはないけど、いろいろ勉強にはなりました(^^)
社会の仕組みに疑問を感じる方はこの作品を観ると何かヒントがあるんじゃないでしょうか！